2017 映画レポ4。
洋画
スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス (1999) ★★★☆☆
若きオビ・ワンをユアン・マクレガーが、
レオンのナタリー・ポートマンがパドメを演じていることに、時代の流れを感じた。
交渉内容がややこしく、次作あっての本作だったので、ラストはこんなもんかな。
スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃 (2002) ★★★☆☆
時がたてば、心も身体も成長するもんだ。
好いた惚れたの感情が暗黒へ落ちるのもしゃーない。
スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 (2005) ★★★★☆
内容を批判しているんじゃないが、話の流れが最悪な方向へ。
結果、ダース・ベーダ―が生まれりゃオビ・ワンも嘆くわい。
スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望 (1978) ★★★★★
a long time ago, in a galaxy far away ...
だったかなー? 小学生の時に一人で劇場へ見に行ったんだよ。
デス・スターでの空中戦のド迫力にはビックリ!!
「フォース」は字幕で「理力」と訳されて、小学生の俺にはワケわからんかった。
スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲 (1980) ★★★★☆
その「理力」が、雪原での戦いで「念動力=サイコキネシス」であることを知った。
なんだよー。超能力者ならジェダイが強いのも分かるってー。
スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還 (1983) ★★★★☆
前作と本作で、ジャバ・ザ・ハットの存在が確立されたよね。
みんながハッピーなエンディングだったけど、
戦いで死んじゃった仲間の悲しみはどこへ?と思いながら見ていた中学生でした。
スター・ウォーズ / フォースの覚醒 (2015) ★★★★☆
マークもキャリーもハリソンも集まった正真正銘の続編だった。
レイア役のキャリー・フィッシャーは亡くなっちゃったけど、
劇中ではハン役のハリソン・フォードも?
驚きの展開で、エピソード1~3よりもワクワク感が止まらない。
シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ (2016) ★★★☆☆
みんな総出で、これはもうアベンジャーズ。
マーベルは、DCコミックのジャスティスリーグ公開に危機感?
オデッセイ (2015) ★★★☆☆
火星での事故で死んだと思われた男が、ひとり火星で生活を続け帰還を試みる
過去の機材から通信機を作ったり、堆肥で植物を育てたり、生き抜く力が生死を分ける。
インディペンス・デイ リサージェンス (2016) ★★☆☆☆
前作と同じ登場人物も出演している続編。
以前に倒した侵略者の技術をモノにしたので、月面と地球上をドライブ感覚で移動可能。
コレに慣れるまで苦労したので、途中は話が繋がらなくて困った。
デッドプール (2016) ★★★★☆
おバカな映画だが、アチコチに映画ネタがあって面白い。
原作者に対して「黙れ、スタン・リー!」と叫んだのには大爆笑。
回想シーンがアクションの最中に挿入されるので、メリハリがある。
28日後... (2002) ★★★☆☆
島国である英国で、凶暴化になるウィルスのパンデミック!
感染者よりも、マトモな人間が異常者になる恐怖に襲われてます。
28週後... (2007) ★★★☆☆
あの28日後から6ヶ月後の話。
なぜ市民を受け入れたのかが、そもそもの疑問。
復活 (2016) ★★☆☆☆
処刑されたイエス・キリストの復活を伝える映画。
兵団長の心の移り変わりが尋常じゃないイエスの存在を示している。
キリスト教って、ホントに良くできた宗教だよなぁ。
フィフス・ウェイブ (2016) ★★☆☆☆
クロエちゃんが主演の異星人侵略者ムービー。
後半に子供っぽくなるのは、キッズ映画だからか?
ライト/オフ (2016) ★★★★☆
リング・・・いや、らせんに似たホラー映画。
ライトを消すと姿を見せるヤツ。
意外に怖い。
X-MEN:アポカリプス (2016) ★★★★☆
若かりしプロフェッサーが登場するX-MENシリーズ3部作最終章。
前作のフューチャー&パストで世界は少し変わっているので、プロフェッサーは今からハゲに。
劇中のX-MENシリーズが、映像的にもやっと繋がるのでスッキリ。
ひつじ村の兄弟 (2015) ★★★☆☆
兄弟ケンカを40年も続けている二人。
大人げない行動は、歳をとっても昔からの兄弟のまんま。
羊のスクレイピー病疑惑で急展開するが、笑いもあって悲しみもある物語。
10クローバーフィールド・レーン (2016) ★★☆☆☆
クローバーフィールド/HAKAISYAと繋がっているのかと思ってたのに、
ドコまでホントでドコまでウソなのか分からない状況が面白い。
狭く限られた空間なので中盤はダラダラだが、後半に期待可。
シャドウ・エフェクト (2017) ★★☆☆☆
双子はときに、離れていても記憶を共有するという話にまつわるサスペンス。
殺人を犯し自殺する夢を見たはずが、本当に殺人は起きていた。
話は面白いが、結末がチョットがっくり。
ハドソン川の奇跡 (2016) ★★★☆☆
記憶にも新しい実話だが、英雄のパイロットにこれほどの苦難があったとは。
数字やデータ解析で出した結果は公平だが、平等では無い。
人間の行動がコンピューターに分かるワケが無いのだ。
隻眼の虎 (2016) ★★★☆☆
あいかわらず導入部が長い韓国映画。
中盤から引っ張られ、ラストはどーすんの?とハラハラ。
前田吟そっくりの猟師と隻眼(片目)の虎との闘い。
グランド・イリュージョン 見破られたトリック (2016) ★★★☆☆
見えることは信じること。
前作同様に巧みなトリックで騙すのだが、今回は騙される側です。
アンダーワールド ブラッド・ウォーズ (2016) ★★★☆☆
まだまだ魅力的なベッキンセールが、吸血鬼ヴァンパイア族と狼男ライカン族に利用される。
アクションが激しすぎて、その美貌もイマイチだった。
バイオハザード:ザ・ファイナル (2016) ★★★☆☆
初作からの思い出も含めて、上手にまとめたね。
アリスの正体も分かってスッキリ。
ドント・ブリーズ (2016) ★★★★☆
盲目の元軍人宅へ侵入した泥棒たちの悲劇。
泥棒の悪は、被害者である元軍人の悪とは比較にならず。
優しさのある泥棒たちの行動にさえ、呼吸すらもできない。
邦画
テラフォーマ―ズ (2016) ★☆☆☆☆
仮装大賞。
背負った感動の過去は、数人に絞った方が良かったかも。
生物樹系図の二極頂点にあるのは、脊椎動物哺乳類の俺たちと無脊椎動物節足昆虫のムシ。
これが対等の進化形態である強引な設定に醍醐味があった原作なので、残念な結果でした。
TOO YOUNG TO DIE ! 若くして死ぬ (2016) ★★★★☆
修学旅行のバス事故で、一人だけ地獄に落とされた青年。
現世に心残りもありつつ、何が天国で何が地獄かを問う爆笑映画。
さすがクドカンと思わせる小ワザもありながら、バンドメンバーのテクニックも完璧!
新劇場版 頭文字D Legend1 覚醒 (2014) ★★★☆☆
新劇場版 頭文字D Legend2 闘走 (2015) ★★★☆☆
新劇場版 頭文字D Legend3 夢現 (2016) ★★★☆☆
3DCG技術を駆使するサンジゲンが制作したアニメだが、リアルな車体とサウンドは本物そっくり。
原作でのバトルをシッカリと再現して、使いまわしのようなシーンは一切ナシ!
攻殻機動隊 新劇場版 (2015) ★★☆☆☆
ネットにダイブする草薙素子の意味が、やっと分かった気がする。
気がする・・・くらいに、ややこしい。(←分かっていない)
ゴーストって、人間の魂なのか?
エヴェレスト 神々の山嶺 (2016) ★★★★☆
俺がここにいるから、俺は山に登る
目で行け。目もダメなら、思え。ありったけの心で思え。
クライマーだけでなく、毎日の難関を乗り越えなきゃならん俺にも聞こえました。
ちはやふる 上の句/下の句 (2016) ★★☆☆☆
競技かるた高校生の活躍を広瀬すずが演じる。
スピードに対する聴覚の鋭さというか感覚の鋭敏化というか、もの凄いスポーツだった。
残穢 住んではいけない部屋 (2016) ★★★★☆
奇怪現象の謎解きが、過去はもちろん九州までにも飛ぶ。
しかもその呪いは、おぞましく悲惨な事件が原因だった。
ホラーキャラクターは出てこないが、ひさしぶりに身体が震えた恐怖。
任侠野郎 (2016) ★★★☆☆
あの蛭子能収が、仁義のヤクザを演じる。
初めは似合わなくて笑ってばっかりだが、終盤には当たり前のヤクザに見えるから不思議。
ヒーローマニア -生活- (2016) ★★★☆☆
なんの取り柄もない男が、仲間と一緒にヒーローに。
なんとなくキックアスっぽいが、鶴太郎も小松菜奈も良かった。
嗤う伊右衛門 (2004) ★★★★☆
四谷怪談を元に京極夏彦が仕上げた原作を、あの蜷川幸雄が監督した時代劇。
人の心は誰にも分からず、たとえ本人でさえも分からない悲しい物語。
唐沢寿明の腰の入った殺陣は相変わらず素晴らしい。
世界から猫が消えたなら (2016) ★★☆☆☆
自分と向き合うことで、
自分ひとりの世界なんかじゃ無いことを、
自分の存在が意味あることを、教えてくれる映画。
秘密 THE TOP SECRET (2016) ★★☆☆☆
死亡した脳の記憶にアクセスできる技術「第九」。
繋がった人だけが見ることができると思いきや、モニターで閲覧可能(笑)
いや、繋げた人はアンプみたいな役割かな? でも音の記憶は再現できないけれど。
イイ悪役している吉川晃司の存在が薄いなぁ・・・期待しすぎたかな。
クリーピー 偽りの隣人 (2016) ★★★★☆
一家失踪事件の調査をしていた大学教授と、引っ越し先での変な隣人。
西島俊之の眼光と香川照之のセリフが意味ありげで、
俺は先読みできないままグイグイと引き込まれた。
貞子 VS 伽椰子 (2016) ★★★☆☆
東映マンガ祭りじゃないんだから・・・と期待せずに観た。
意外にテンポがいいし、貞子と伽椰子の活躍も良くてビックリ。
攻めの貞子(憑依霊)と受けの伽椰子(地縛霊)。
そして敏雄くんも健在。(←死んでるけど)
さよなら歌舞伎町 (2015) ★★★★☆
東京都新宿区歌舞伎町で、お互いを思う男女たちのストーリー。
ラブホテルが舞台でアレだけど、ホロリとしたり、笑えたり、おもしろい。
日本で一番悪い奴ら (2016) ★★★☆☆
奴らってことは、主人公だけが悪いんじゃ無いってこと。
北海道警察に実在した汚点を綾野剛が演じるんだけど、若すぎっ!
アチコチで煙草プカプカは、もはや時代なんですな。
後妻業の女 (2016) ★★☆☆☆
人は寂しがり屋なんだよ。
だから相手を見つけたり、お金を欲しがったり。
大竹しのぶと豊川悦治の名悪役コンビ。
葛城事件 (2016) ★★★☆☆
実話を元にした(のかもしれない)家庭崩壊物語。
登場人物すべてが中途半端でどうしょうもない奴らばっかり。
抑圧的父親の三浦友和が、料理を作れない母親の南果歩が、
弱い兄貴、通り魔殺人事件を犯す弟、獄中結婚を済ませた女、とにかく変な家族。
起終点駅 ターミナル (2015) ★★★☆☆
大事な女性を失った弁護士が、自分を見つけるストーリー。
牡羊座は戦い続け、天秤座はそれを支えるんだってさ。
まるで俺じゃん(笑)
釧路出身である直木賞作家・桜木紫乃の原作だけに、釧路市がロケ地。