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Heat Mounting Biker !!

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夕張レポ・其の壱。

昨年はケガで参戦できなかった夕張エンデューロ。
道内では唯一開催されるオンタイム制。
開催困難なヒダカに代わって昨年から始まった。
全日本選手権も併催される全国区レベルの大会である。
それがゆえに、あらゆる問題が山積み。
全日本クラスがメインなのか?
地域には理解と協力が得られているのか?
万全なる体制でスタッフ配置をしているのか?
確かにヒダカの代わりに誰かがやらねばならない部分はある。
でも、全日本からビギナーまで。市民から企業まで。
何から何まで全てを頑張る欲張るにはチト無理が・・・。
それがゆえに、選手全員の理解があっての大会成功だと感じてます。

もちろんスタッフ関係者の御苦労には感謝。
ひとつひとつを解決して、さらなる成功へ向かうことを願っています。
公式サイトはコチラ



DAY0
夕張レポ・其の壱。_f0118335_23535371.jpg

前日の午後に到着した時には晴れていた。
向こうに見える崖は、もちろんコースじゃありません。
鉄人さんと現地で待ち合わせ。仲間内ではこの2名の参戦。

夕張レポ・其の壱。_f0118335_23565662.jpg

今回はtm輸入元の隣にテントを設置。
サポートのみならず、たくさん御世話になりました。ありがとうございます。
ノンビリと、完璧にセッティングしたマシンを見ながら余裕の談笑ちゅー。

車検を済ませ、鉄人さんと二人で晩メシを食いに行く。
夕張の町をフラフラとさまよながら決めた店は居酒屋のようなお店。
クルマだったし飲んでもいられないので定食のみをオーダー。
あとからフリーライドマガジンのミカミさん他のチームが入店。
ワイワイとやっているトコへビッグタンクマガジンのハルキさん登場。
陽気に隣りでビールを飲んでました。ホント、楽しいヒトだ。(笑)
ハルキさんはともかく、ウチでフリーライディングを企画したとして。
ホントに来るんですか?ミカミさん。  ・・・遠いッスよ。

夕張レポ・其の壱。_f0118335_03723.jpg

車検を済ませたマシンはプール(保管)される。
選手は明日のスタート時まで一切さわれず。スタッフは責任持って管理する。
この画像は23時頃だったかな。まだ雨降っていなかった。

DAY1
夕張レポ・其の壱。_f0118335_05798.jpg

深夜の雷鳴と豪雨と緊張で熟睡できず。翌朝もかなり降っていた。
参加者の間口を広げるために、早朝車検もやっていた。
そのためか、第1グループの出走時間は9時。
周回オーダーは全日本・AAクラス4周、Aクラス3周、Bクラス2周。
ルートは3区間に分けられて、悪天候によりタイム設定はAより長めのB設定。
スタート15分前からパルクフェルメ(車両保管区)に入場できる。
その五分後に車体メンテができるワーキングエリアにマシンを移動。
オンタイムでタイムコントロール(TC)を通過するため、
3周分の各TC到着時間を書いたメモをバーパッドに貼り付ける。
もちろんエアチェックも忘れずに。ちなみにリアは1.0。フロントはムース。

スタートして川のコースへ向かう。
Bクラスは短縮されているが、全日本・AAクラス、Aクラス同様に川を縦断。
まず、砂防提(コンクリート製の小さいダムみたいなヤツ)を乗り越えるため、
川岸の斜面を駆け上がる。うお、早くも落ちてるヒトいるよ。(汗)
未明の大雨で川の水量も十分。慎重に下流へ走る。
再び砂防堤。今度は少し小さいが、かなり鋭角な岩が斜面に張り出してる。
案の定、スタックした。クリアできず。
少し下がったらグリップしすぎてマシンだけが飛んでゆく。あぁ、tm・・・。
無事にクリアしたが、右ラジエタを曲げて、チャンバーも凹んだ。(涙)
そして3つめの砂防堤。昨年に撮影してたデカイやつ。
左の斜面を進んで下りる前、右の谷側が恐くて見られなかったよ。
草の倒れ方からして落ちた形跡があるのだが、覗いたらコッチも落ちそうで。

川のセクションを抜け出して、舗装道路に出る。
ここから管理人の不運が始まる。
前後には選手がいない一人旅。
しばらく走るもコースマークが見あたらない。
振り向けば対向車線側に矢印マークがある。
んでも走行車線にもオンコースマークがある。
そのうち交差点右手から全日本クラスの選手が本線に出てきた。
道に迷ったんだね・・・と、事態を知らないのは恐ろしい事だ。(笑)
やがて左折マークが見えてきた。なんだ、当たってんじゃん♪
林道に入るもタイヤ痕が10本未満。なんか変だな・・・と思うも走るしかない。
山を下りればレースイスキー場。
4年間もメロン出荷でバイトしていた夕張だ。大体の地理関係は分かる。
ミスコースしてんのは俺じゃん!やっちまったよ!
TC1前でタイムコントロールしている赤ゼッケン選手(=全日本クラス)たち。
川から出てきて曲がらなかったな?
早く戻れ!間に合うぞ!

と渇を入れられ、慌てて幹線道路を戻った。
ルートマップを頭に思い浮かべて、反対車線側の矢印を振り返りながら走る。
あった!矢印マーク。それと1メートルも離れていないミスコースマーク・・。

なんだよ、それ。
ミスコースマークが矢印マークの近くにあっても意味無いじゃん。
遠くに、離して置くべきだよ。一緒に見落とすからミスコースするんです。
そりゃ見落とした自分が悪いんですけどね。ですけどね。デスケドネ。
欲を言えば、ミスコースマークは連続して3カ所くらいにあれば良。
矢印やコーステープで誘導するんじゃなくて、
ミスコースマークで制止。オンコースマークで誘導。
ここを曲がって橋を渡った後も、車両止めゲートに矢印。
その方向を見ても駐車場のみ。
曲がるのは先かな?と通り過ぎても何もナシ。
おそるおそる駐車場の中を回ってみる。
・・・あった。草場の陰にオンコースマーク。
エンデューロは、いつからオリエンテーリングになったんスか?
矢印方向に向かせたらオンコースマークで誘導しなくちゃ。
これじゃ他の選手も迷っているんだろーなぁ・・・
と思いつつも誰にも会えず。ひょっとして自分一人だけ?と焦りました。

作業道林道を走って舗装道路。トンネル抜けてエンデューロテスト(ET)1。
細い林道からフラットなグラベルコーナーへ続く気持ちの良いコース。
テスト区間だから対向車も来ないし、全開満開で回しすぎ注意♪
終わってスグにクロステスト(CT)1。
市民スキー場の斜面に作ったクネクネなコース。登るだけで精一杯。
んで、また林道を飛ばして先ほどのTC1に到着。14分オーバー。(涙)
それから長い長い林道を走って夕張クロス会場のTC2とET2。
鉄人さんとニアミスしたけど、話もできず。
ペナルティは最大60(60分)でリタイヤ確定なのだ。
3周ならば1周20分が限界。焦ってアクセル回すも全然ダメ。
オンタイムで走れないよ。だから移動区間は全開で高速走行。
雨は断続的に強かったりして路面からして極めて危険な状況。
あわててピットに到着したら、
大雨の天候不順でフリータイム走行になりました!
だって。なんだよ。んじゃ、ゆっくり時間をかけて休めるし走れるよ。
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こんな感じで、かなりの水中戦でしたよ。
夕張レポ・其の壱。_f0118335_2352742.jpg

燃料を入れてもらいながら、オンタイムからフリータイムへの情報を聞く。
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ちゃんとシートも洗って、2周目への準備は万端。

言いたいことを書いてたら長くなりました。
とりあえずレポ・其の壱はここらへんで。
もちろんレポ・其の弐でも、言いたいことを書きます。
川や林道、そしてテスト。コースは最高なんです。
継続させてもらうためにも、不備を指摘させていただきます。
それが少しでも夕張EDのためになるのならば。

                       つづく。
by HMBiker | 2007-07-31 00:10 | 参戦レポ | Comments(0)
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